Pythonの技術力を認定、言語の特徴を体系的に学べる試験

試験概要

項目内容
試験名Python技術認定試験
対象者Python初学者〜実務経験者
レベル分け初級 / 中級(2段階)
試験形式IBT(コンピュータベース試験)IBT試験の受け方
問題形式多肢選択、簡易記述式(コード穴埋め等)
試験時間初級:60分 / 中級:60分
合格基準各レベルで70%以上の正答率
出題数初級:35問 / 中級:35問
試験料初級:7600円(税込) / 中級:8600円(税込)

出題範囲

🟢 初級

分野出題比率内容例
基本文法30%変数宣言、型注釈、関数定義など
型システム25%プリミティブ型、リテラル型、型推論
インターフェースと型エイリアス20%interface / type の違い、基本的な使い方
配列・オブジェクト操作15%map, filter, 型付き配列
コンパイルとtsconfig10%tscの基本、設定ファイルの概要
  • Pythonの特徴
    • コンパイルが必要か
      • インタープリタ
    • 中括弧不要
    • 対話モード
      • 対話モードの始め方
      • 対話モードの終了方法
      • 入力履歴のファイル名
    • インデント
      • タブ、半角スペース
    • pythonコマンド
    • バージョン確認方法
    • デフォルト文字コード
      • UTF8
      • ファイル先頭行の記載
        • sjisを使用する場合
    • コメント
  • テキストと数の操作
    • 算術演算
      • 演算子の優先順序
      • 階乗
      • 余り
      • +=
      • ++
    • 文字列
      • スライス
        • 開始、終了
        • マイナス表記
      • フォーマット
        • f” {.5f}”
        • .format()
        • b,d,x,f,%
        • ゼロ埋め
      • シングルクオート、ダブルクオート
      • リテラル
      • 変数展開
      • 結合
      • print()
      • 複数行の文字列
      • length
      • 文字列に算術演算子を使った場合の挙動
    • bool
      • and
      • or
      • not
      • ==の動作
    • None
    • 型のキャスト
  • リストの操作
    • リストの長さ
    • インデックスの指定
    • インデックスが存在しない場合
    • スライス
    • ネスト
      • ネストしたリストのループ処理
      • インデックス指定方法
    • スタック/キュー
      • append
      • pop
      • slice
    • 内包表記
      • 通常のforループを内包表記で書くとどうなるか
    • 配列の展開
      • 多重代入
        • a, b = b, a
    • map
    • reduce
    • each
    • while
  • ディクショナリ
    • keys()
    • items()
    • values()
  • 判定、繰り返し
    • if
    • elif
    • else
    • for
      • range()
      • // ここから再開 55p
  • 関数
  • コレクション
  • モジュール
  • ファイル入出力
  • 例外処理
  • クラスとオブジェクト
  • 標準ライブラリ
  • サードパーティーパッケージ
    • pip
    • pip の更新

🟡 中級

策定中…

受験方法

以下のサイトより受験場所、日時を選択し、当日受験会場で受験が可能です。

サンプル問題

🟢 Python初級 サンプル問題集(分野別)


① 基本文法

問題:
次のTypeScriptコードの実行結果として正しいものを選んでください。

let count: number = 10;
count = "10";
console.log(count);

選択肢:
A. 10(文字列)
B. 10(数値)
C. コンパイルエラーになる
D. undefined

正解:C

🧠 解説:
変数countnumber型として宣言されています。その後に"10"という文字列を代入しようとしているため、型が不一致でコンパイルエラーになります。TypeScriptは静的型付け言語であるため、このようなミスを防止できます。


② 型システム

問題:
次のコードで、valueの型として正しいものを選んでください。

let value = true;

選択肢:
A. boolean
B. string
C. any
D. undefined

正解:A

🧠 解説:
valueにはtrueが代入されており、これはboolean型のリテラルです。TypeScriptは型推論により、自動的にvalueboolean型と判断します。


③ インターフェースと型エイリアス

問題:
次のコードで、User型に合致しないプロパティが含まれているのはどれですか?

type User = {
  name: string;
  age: number;
};

選択肢:
A. { name: "Alice", age: 25 }
B. { name: "Bob", age: "25" }
C. { name: "Carol", age: 30 }
D. { name: "Dave", age: 40 }

正解:B

🧠 解説:
User型ではagenumber型と定義されていますが、Bでは"25"という文字列になっており、型が一致していません。そのため型エラーになります。


④ 配列・オブジェクト操作

問題:
次のコードで、正しく配列の要素にアクセスしているのはどれですか?

let colors: string[] = ["red", "green", "blue"];

選択肢:
A. colors["1"]
B. colors[1]
C. colors.get(1)
D. colors{1}

正解:B

🧠 解説:
TypeScriptでは、配列はインデックスアクセス演算子 [index] で要素にアクセスします。文字列インデックス "1" は型のミスマッチになり得るため避けましょう。


⑤ コンパイルとtsconfig

問題:
TypeScriptで使用されるtsconfig.jsonの目的として最も適切なものはどれですか?

選択肢:
A. アプリのパッケージ管理を行う
B. TypeScriptコードの依存関係を管理する
C. TypeScriptコンパイラの設定を定義する
D. Webアプリのルーティングを定義する

正解:C

🧠 解説:
tsconfig.jsonTypeScriptのコンパイラオプション(例:target, strict, moduleなど)を設定するファイルです。プロジェクト全体に一貫したコンパイルルールを適用できます。


模擬試験

下記サイトより無料/ログイン不要で模擬試験を受けることができます。

問題集

Amazon Kindleにて問題集を販売しています。